「このマシーンを使えば」
「このベルトを巻けば」
「この靴を履けば」
「このサプリメントを摂取すれば」

自分の外にある道具に依存してしまい、思考停止してしまうことは往々にしてあります。
身体は外部環境と常に釣り合いを保つように適応します。
なので、その外部環境を快適な状態に保つために物や道具を吟味することは大切です。
しかし、身体にとって1番の外部環境は本人の意識(神経)です。
外部と内部の定義は難しいですが、あなたの意識に身体は常に従おうと適応し続けてくれています。

物や道具に依存してしまうと、その1番の外部環境である意識の価値をないがしろにしてしまいがちになります。

座り方・立ち方・歩き方とは何か、というとそれぞれの日常生活動作において、外部環境に最適で合理的な身体制御の随意性を身につけるという事です。
それらの制御方法を獲得することは、自身の身体をより良い状態に保ち続ける第一条件となります。
そして、それは闇雲に運動をすればいいという領域とは真反対にある考え方とも言えます。

 

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