ロコムーブは、ヒトの寿命や老化の限界とそこにまつわる先入観を変えていきたい。
人間の寿命の限界は、約120歳だと言われているが、実はこの数値の根拠は単にこれまでの長寿記録が平均120歳だったというだけである。
ヒトは老衰で死ぬのではなく、必ず何か別の要因があって死ぬのだ。
転倒による頭部強打、誤嚥、肺炎等々。
老化により身体諸器官の機能低下により、何らかの死因に遭遇する確率が高まるのである。
加齢による死因の遭遇確率を減らすことができれば、寿命を延長することは十分可能なのだ。
そのためには、自ら身体諸器官の健全性を保つ内部環境を作る必要がある。
機能低下をもたらす根本原因を明らかにすれば、自ずと作るべき内部環境は見えてくる。
身体諸器官の機能低下はある年齢でいきなり起こるのではなく、蓄積によって必然として起こる。
そしてそれは、外部環境が問題なのではなく外部環境への不適応が問題なのである。
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